刺繍教室を再開する時にはこれをやろうと思っていた事があって、それがなかなか実現できず教室の再開も遅れてしまったのだけど、なんとかやっと形に。

刺繍はもちろん刺していく工程が一番神経を使うところだけど、同じくらい図案を描く工程が大切で、凹凸のある布地に小さな図案を1mmの狂いもなくトレースするというのは実はなかなかハードルが高い。

薄い色の生地なら、極細のチャコペンでわりと綺麗にトレース出来るけど、同じ方法では濃い色の生地には描けないので更に難易度が高い。

作家本人は完成形が頭にあるので、あたりをつけるくらいでも描けるけど、刺繍がはじめての生徒さんには難しいなとずっと感じてました。

でも濃い生地を使いたいし、白い線をプリントしないと、、、なら手刷りか。

ということで、教室用にシルクスクリーンで図案プリントしてみました。

消えない線なので通常の刺しゅう制作には向かないけど、初級者の方にはかなりハードルが下がるかと。

せっかく版を作るのだからついでにキットを作ろう、それなら分かりやすい解説を付けたいな、ついでに動画を作ろう。

ついでのつもりが、結局動画作業が一番大変でした。

でもかなり分かりやすい動画内容になったのではないかなと思います。

図案写しが出来る方用にPDF図案の販売もしています。そちらもぜひご活用ください。

（※教室ではキットの価格が安くなりますので、ご希望の方は当日教室でご購入ください。）